こんにちは、ほのこです。
我が子が生後5か月頃になってくると、
離乳食について、色々準備し始めますよね。
でも、離乳食って、
何から与えればいいのでしょうか?
私も、初めての子供の時は凄く悩んでしまい、
身近な親に聞いたら、
実母は
「まずは果汁やスープを飲ませた方がいい」
と言ってきたり
海外では、パン粥からスタートすると聞くから、
消化が良いパン、うどん、から
始めれば良いんじゃないかと思えてきたり、
保健師さんはお粥がいいというし
三者三様、いろんな意見を言って
惑わしてくるので
なかなか離乳食の準備ができませんでした。
準備に手間取り、なかなか離乳食を与えることが
できずにいると、栄養が不足して
発育が遅れてしまうことも。
かといって、しっかり調べて適したものを与えないと、
赤ちゃんの体に負担がかかり、
おなかを壊してしまったり、
体の不調を招きかねません
この記事を読めば、
色んな人に意見をもらうことで
混乱することもなく、スムーズに準備し、
安心して
赤ちゃんに離乳食を与えることができます
そして、
健康で元気な赤ちゃんに育てることができるのです!
その、食材とは…?
離乳食は果汁でなく〇〇から!でも、なぜ実母と意見が使うの?
離乳食の最初に与えるべきものは、
米(お粥)です。
消化が良く、アレルギーの可能性も低く、栄養価も高い、米です。
では、
なぜ実母は「果汁」を勧めたのでしょうか?
それは、2000年ごろまでは
母乳に不足するビタミンを補うために、
早くから果汁を与えることが必要だ
といわれてきたからです。
2001年のアメリカ小児科学会の研究発表で
果汁は離乳初期に必要ない
という研究結果が出ました。
その研究結果を踏まえ、日本では
2007年ごろより
果汁を飲ませるという指導をしなくなりました。
なので、ここ10数年前までは、
赤ちゃんには果汁やスープを与えるよう
しっかり指導されてきた経緯があるのです。
なので、実母の言う
「果汁を最初に飲ませること」
は、10数年前までは当たり前のことだったのです。
※参考:厚労労働省「授乳・離乳の支援ガイド」2019年、2007年
※参考 アメリカ小児科学会「子供に果汁を与えるリスクと適切な摂取方法についての勧告」https://jalc-net.jp/dl/Pediatrics.pdf
パンでもうどんでもなく、米から!
では、パンやうどん、
消化がいい物ならどうでしょうか。
確かに消化はいいのですが、
すべて小麦を加工した加工品です。
今まで、母乳やミルクしか
飲んだことがなかった赤ちゃんにとって、
加工品は胃の負担になってしまいます。
また、私たちは、日本人です。
太古から米を食べてきた我ら日本人は、
米が一番体に合っていると言えます。
海外旅行から帰ってきて、
一番恋しがるのって日本食じゃないですか。
もう私たち日本人は、
遺伝子レベルで米を欲していると思います。
そして、厚生労働省の離乳食ガイドにも、
「離乳初期はお粥から」としっかり明記されており、
安心して米(お粥)からスタートすればよいのです
母子手帳って面白い
2008年までに発行されたママの必需品
「母子手帳」
それには、
「生後3~4か月の赤ちゃんに果汁やスープを飲ませる」
という記載がありました。
しかしそれは削除され、
今皆さんの手元にある母子手帳には、
「離乳の開始は米(粥)から始める」
と記載がちゃんとされています。
お手元にある我が子母子手帳、
離乳食の欄を確認してみてください。
またもし、
ご自身の母子手帳がまだ残っているのなら、
一緒に確認してみると、令和と昭和の差を実感できて、面白いかもしれんません。